Month: January 2023

インド・ベンガルールに拠点を設立いたしました

インド共和国ベンガルール(バンガロール)市に拠点「Tech Japan Lab Pvt Ltd」を設立いたしましたのでご報告いたします。        2022年の岸田総理とモディ首相による共同声明の中で、岸田総理から日本のICT分野に貢献する高い技術を有するインドのIT専門家を更に誘致することへの期待が表明されています。そのような時局のなかで、Tech Japanは日本企業の高度デジタル人材確保に貢献するため、世界最高峰の理系学生を毎年輩出しているインド工科大学(IIT)と連携し、独自の高度人材データベースを保有して、HRテクノロジー企業として日本企業が効果的かつ効率的に採用を行うためのプラットフォーム:Tech Japan Hub、Tech Japan Job及びTech Japan Labを運営してきました。    この度、IITからの採用を中心としたダイレクト・リクルーティングサービスのプロダクト開発体制拡大と、インド政府及びIITを含むインド最高峰の大学群等との連携強化を視野に入れ、現地法人を設立いたしました。2027年までに、Tech Japan Hubを通じて、インド高度人材10万人の高度人材データベースを構築することを目指し、日印連携による日本企業のデジタル人材充足に貢献してまいります。       <インド拠点概要>法人名:Tech Japan Lab Pvt Ltd代表者:Naotaka Nishiyama所在地:Level 14 & 15 Concorde Towers, UB City 1, Vittal Mallya Road, Bengaluru, Karnataka 560001    <ベンガルール(バンガロール)市>ベンガルール市は、インド南部カルナカタ州にある「インドのシリコンバレー」と呼ばれているIT集積地で、Google、Microsoft、Amazonといった世界を代表するIT企業が大規模な開発拠点を設置し最先端の開発を行っていることで有名です。IIT卒業生を筆頭に優秀な人材が集まり、世界的イノベーションの発信源となっています。

 CPO就任のお知らせ

この度更なるプロダクト開発の発展と運営を目的にCPO(Chief Product Officer)を新設し、Deb Kumal Mondal (デブ・クマール・モンダル)が就任いたしましたのでお伝えいたします。今後もTech JapanはHRTech企業として、プロダクトの開発とエンジニア組織の拡大に努めます。            【Deb Kumal Mondal経歴】2016年にインド工科大学(IIT)ボンベイ校を卒業後、渡日してダイキン工業株式会社で3年間R&Dエンジニアとして勤務。2019年からアクセンチュア株式会社にて経営コンサルタントとして日本の大手石油会社や化学メーカーを担当し、2020年にTech Japanに参加。日本のスタートアップ企業、日印の政府機関及び大学を含んだ両国連携のための持続的エコシステムを構築しながら、Tech Japan Hubのプロジェクトマネージャーとして事業を牽引。2023年1月にCPO(Chief Product Officer)就任    【本人コメント】「自身がTech Japan Hubを構築するために、最初のコードを書き始めた日のことを鮮明に覚えています。日本企業が、優秀なインドのメンバーを仲間にしてイノベーションを起こしていくためのプラットフォームとなるーそのような決意が、ゆっくりではありますが、確かに実現に向かって進んでいることに未来を感じています。私の心の中に揺るぎなく存在しているビジョンは、これまでと変わらず、『人々に力を与え、イノベーションを起こす』ということです。イノベーションに思いを馳せるとき、しばしば、私達はAI、完全自律プロセス、ブロックチェーン、量子コンピューティングなど、現在の流行を追いかけるあまり、本当の意味での主役、つまり人々のことを忘れてしまいがちです。私は、イノベーションにおいてヒトが単なる触媒ではなく、それを創造していく主体、化学者のような存在だと考えています。だからこそ、正しい方法や成果を一緒に考えるための、ヒト(ー仲間)を探し求めるためのプラットフォームとしてTech Japanに意味があるのです。Chief Product Officerとして、今後も、企業や人々がイノベーションを起こすための火付け役となる「仲間」と共創していくための、最適な情報や機能が搭載された最高のプラットフォーム作りに力を注いでいきます。」 【代表(西山)コメント】「構想だけで何もプロダクトの形がない状態から、彼はさまざまなステークホルダーと丁寧に対話をしながら、0から素晴らしいプロダクトの設計および開発を主導してくれました。現在は、インドの優秀なエンジニアチームを組成し、日々彼らと一緒にプロダクトのために全力を尽くしています。全ては、最適な人材を効果的に採用するために。そして候補者にとっても、より良い採用体験を提供するために。それはまさに自らがインドから来日した原体験からくるものです。Tech JapanではHRTech 企業として、Debさんを中心に更により良いプロダクトを提供していきます。」